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本日初日!「OBJECT×FLOWER」
前回の更新でお伝えしたように、本日10月17日(火)から、この展示がスタートしました。
OBJECT×FLOWER
10/17(火)〜22(日)11:00〜18:00
※最終日17時まで
秋雨の中、すでにたくさんのお客様にお越しいただいています。
この展示は、芦屋の滴翠窯で陶芸をされている蒲田さんと、colléのプロデューサーYUKOの二人展。
前回の更新では、二人がどのようにこの二人展を開くに至ったか?を書きましたので、今回は蒲田さんの陶芸歴について。
蒲田さんが陶芸を始められたのは1997年。すでに20年のキャリアをお持ちなんですが、実はその始まりの地はアメリカ・シカゴ。
そしてその後転居されたドイツ・デュッセルドルフでも、陶芸を続けられました。
つまり、陶芸キャリアの黎明期を欧米で育まれたのです。
蒲田さん曰く、茶道・華道の文化がない欧米人は、オブジェや、インテリア・エクステリアの一環として作陶する方が多いそうです。
だから教室でも、東アジア系の人たちは、食器や花器など、「使えるモノ」をつくる。
でも、欧米の方たちは、使用不可能なオブジェやお面などを自由な発想でつくることが多く、そのことに大いに衝撃を受けられました。
日本に帰国されてからは、日本の家屋の景色にフィットすることを重視しながらも、欧米の作家たちのような自由な感性・発想を大切に作陶されています。
そんなワケで蒲田さんの作品には、「花を生けられない花器」「モノを入れられない壷」なども多いのですが、「そのオブジェ壷に、空間装飾を生業とされていたYUKOさんが、どう花をアレンジするのか?その化学反応が楽しみ」と、蒲田さんは期待されていました。
ちなみに、YUKOの方も気合い充分で、昨日(16日)アレンジに取りかかりました。
若手フローリストや、書道家の友人たちと共に、意見交換をしながら作品を仕上げていきます。
さて、どのような作品に、どのような空間に仕上がったのか?
その全容は、ぜひcolléに来て、実際にご覧くださいね。