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2016-10-09
金子と向井の引力。
心配されていた雨も上がり、
金子國義+向井理依子展、いよいよ始まりました。
開廊前から、熱心な向井ファンの方々が
お集りくださり、期待はいやが上にも高まります。
階段下の踊り場の装飾は、
colléのプロデューサーYUKOによるもの。
そして、caveへ。
初日ということもあり、大勢のお客さまに
お越しいただいています。
今回の、金子國義作品を額装した感想を
向井先生からコメントいただきました。
魅力的で意味深な男女。
大人びた少年や少女。
金子國義作品に描かれる人物はかわいらしいだけではなく、
秘密めいた雰囲気が漂っています。
この春には作家が急逝して1年と言うこともあり、
いろんな場所で作品を見る機会がありました。
たくさんの作品を見て、たくさんの作品を前にして
どっぷりと金子國義の世界に浸かった制作期間。
あるときは退廃的で妖しい雰囲気を強調したり、
モードのアイコンになりそうな作品には
モダンでかわいらしいデザインに仕上げたり。
額装のデザインを考えるのはわたしにとっては
新鮮で楽しい時間でした。
お預かりした作品は15点、
同じデザインのリトグラフでも額装によって
異なる雰囲気に仕上がっているところもお楽しみください。
向井理依子
とっても嬉しいことに、
向井先生のファンの方だけではなく、
通りすがりの人も、ふらっと立ち寄ってくださいます。
まさに、金子國義と向井理依子の引力が感じられます。
今回は、向井先生の額装作品だけでなく、
画廊の倉庫に眠っていた
写真集やポスター、版画作品なども販売しています。
会期は、来週日曜日16日まで。
毎日10時から18時までの開廊です。
本当に見逃せない作品の数々です。
ぜひ、ご覧くださいね。