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2016-10-28

alex cambi来日デモンストレーション

colléのプロデューサー 辰巳裕子のもう一つの顔は、
フラワーデザイナーです。

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Beaux Cœurs(ボクール)というメゾンを立ち上げて、
結婚式を中心に、さまざまな会場の装花などを手がけたり、
フラワーデモや、parisへの研修ツアーなどを主催。
そして今年、久しぶりにイベントを企画しています。

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Alex Cambi × Beaux Cœurs
FLOWER DEMO 2016
【WHAT A WONDERFUL WORLD】
〜 a journey with flowers 〜

11月18日(金)
第一部 10:30 受付  11:00〜(2時間半) ¥22,000
第二部 18:30 受付  19:00〜(2時間半) ¥27,000
会 場 Maison de Taka Ashiya

4年ぶりに来日する、イタリアのフラワーデザイナー
alex cambiのフラワーデモ。
会場は、芦屋川沿いの星付きレストラン
「メゾン・ド・タカ芦屋」さんです。

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alexは、イタリア出身のフラワーデザイナー。
見ての通り、スキンヘッドの一見強面さんなんですが、
彼の作品は、「フラワーアレンジメント」の概念を覆す、
自由奔放でドラマチックなもの!

4年前のフラワーデモの連続写真を
少しだけ、ご覧ください(写真、あんまり良くないんですが…)

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見る人を驚かせる大胆なアイデアを、
美へのストイックなまでのこだわりで
ディテールを積み重ね、素晴らしい完成度の作品を
仕上げていきます。

今回は、“旅”をモチーフとした、
4つのデモンストレーションと、2つの会場装飾を
見せてくれるとのこと。
今から、本当に楽しみです。

そして今回のイベントのもう一つの目玉は、
会場である「メゾン・ド・タカ芦屋」さん。

高山

若き料理長高山シェフは、最近colléでお料理教室を
開いてくださっていますが、毎月告知を始めた途端に、
秒殺で満席になってしまう程の人気です。
今回のイベントでは、この星付きグランメゾンの
お食事もいただけるんです!

目で舌で、感動を堪能できること間違いなしのスペシャルイベント。
ご興味のある方は、ぜひお申し込みください。

お問い合わせ・お申し込みは、ashiya@colle.me (辰巳)

残席わずかだそうです。お早めに!



2016-10-28

KAFKAの移動写真館〜年賀状にどうぞ編〜

今年も開催します!
【 KAFKAの移動写真館〜年賀状にどうぞ編〜 】

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関西を中心に、広告・取材撮影を中心に活動している
写真事務所・KAFKAさん。

colléのHPのお写真でもとてもお世話になっている素敵なご夫婦。
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来年の年賀状に使える、家族写真の撮影会が
今年も開かれます。

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「写真は未来の家族への贈り物」というKAFKAさん。
“いま”を素敵な一枚として残しませんか?

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もちろんお一人様でも、
仲良しのお友達とでも、
お気軽にお越しください。

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参加費:1組5,000円(予約制・限定20組)
※撮影カットを後日データでお渡しします。
11/6(日)10:00〜17:00
所要時間:20分程度
主催:KAFKA photograph
ご予約・お問い合わせ:info@kafkaphotograph.comまたは
tel:090-5068-1517



2016-10-18

スタジオcollé

芸術の秋、という言葉通り、
9月中旬より展覧会が続いていたcolléですが、
昨日・本日は雰囲気が一転。

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窓や扉は黒い布が覆われ、なんだかクローズな
雰囲気に包まれております。

それもそのはず。
実は昨日よりcolléでは、
CMの撮影が行われているのです。

colléの人気教室の一つ、
「福豆さんのお料理教室」の主宰・福豆さんは、
CMやテレビのフードコーディネーターが本業。
その福豆さんからご紹介いただいて、
この度、colléもCMデビューと相成ったのです。

いやしかし、CM撮影の現場は、
思った以上に重工業的な感じです。

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cm3

電源という電源に、コードが
刺さっている様は壮観でさえあります。

絵画や陶芸、写真などの展示から、
お料理教室や、各種ワークショップ。
そして、今回のように
本格的な撮影スタジオとしても使えるcollé。

「こんなことできないかな?」
「こんなの、やってみたいな!」
そんなご希望があれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。



2016-10-09

金子と向井の引力。

心配されていた雨も上がり、
金子國義+向井理依子展、いよいよ始まりました。

開廊前から、熱心な向井ファンの方々が
お集りくださり、期待はいやが上にも高まります。

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階段下の踊り場の装飾は、
colléのプロデューサーYUKOによるもの。

そして、caveへ。

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初日ということもあり、大勢のお客さまに
お越しいただいています。

今回の、金子國義作品を額装した感想を
向井先生からコメントいただきました。

魅力的で意味深な男女。
大人びた少年や少女。
金子國義作品に描かれる人物はかわいらしいだけではなく、
秘密めいた雰囲気が漂っています。

この春には作家が急逝して1年と言うこともあり、
いろんな場所で作品を見る機会がありました。
たくさんの作品を見て、たくさんの作品を前にして
どっぷりと金子國義の世界に浸かった制作期間。
あるときは退廃的で妖しい雰囲気を強調したり、
モードのアイコンになりそうな作品には
モダンでかわいらしいデザインに仕上げたり。
額装のデザインを考えるのはわたしにとっては
新鮮で楽しい時間でした。
お預かりした作品は15点、
同じデザインのリトグラフでも額装によって
異なる雰囲気に仕上がっているところもお楽しみください。

向井理依子

とっても嬉しいことに、
向井先生のファンの方だけではなく、
通りすがりの人も、ふらっと立ち寄ってくださいます。
まさに、金子國義と向井理依子の引力が感じられます。

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今回は、向井先生の額装作品だけでなく、
画廊の倉庫に眠っていた
写真集やポスター、版画作品なども販売しています。

会期は、来週日曜日16日まで。
毎日10時から18時までの開廊です。
本当に見逃せない作品の数々です。
ぜひ、ご覧くださいね。



2016-10-08

caveへの潜行。

いよいよ明日スタートの
「金子國義+向井理依子展」
10月9日(日)〜16日(日)10:00〜18:00
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colléブログでは、シリーズで、
この展覧会の魅力をお伝えしています。

最終回の今日は、会場であるcaveについて。

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実はこの展覧会をcaveで開こう、と
提案されたのは、額装家・向井理依子先生です。

向井先生

額装家の仕事は、その作品の魅力を
より引き立てるために、
マットや額の素材・色・デザインなどを
総合的にプロデュースすること。

その額装家の視点から、
「金子作品のアヤシい雰囲気を、
地下で見て欲しい」ということで、
caveでの展示をご提案されたのです。

今年6月ごろに、自分たちの手で
ペンキを塗るなどして完成した地下室の
ギャラリー、collé cave。

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今回は、その空間そのものが、
金子ワールドの、そして向井マジックの
一部となります。

collé caveには自慢のソファもあります。
ぜひ、じっくり、ゆっくりと
作品世界に、潜り込んでください。

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2016-10-07

向井理依子という昇華

いよいよ今度の日曜日からスタートする
「金子國義+向井理依子展」
10月9日(日)〜16日(日)10:00〜18:00

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colléブログでは、前回の更新からシリーズで、
この展覧会の魅力をお伝えしています。

第2回の今回は、額装家・向井理依子について。

向井先生

「フランス額装…ENCADREMENT(アンカードルモン)」
という言葉をお聞きになったことはありますか?

絵やポストカード、版画、オブジェなどをより引き立たせるために、
作品の周りのマットや額とコーディネートすることなのだとか。

フランスでは、伝統的に多くの人に親しまれていて、
額装そのものが、アートとして認められています。
額装家の国家資格さえあるほどです。

百聞は一見に如かず、まずは先生の作品をご覧いただきましょう。

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いかがでしょう?
その作品の世界観を、見事に再定義され、
表現として昇華されていますよね。

たくさんの作品を並べても、一つとして似たような作品がありません。
額の中の作品のメッセージを、深い部分で掬いとるから、
似たような見た目になるはずもないのですね。

フランス額装の世界に魅せられ、単身渡仏。
現地の工房で修行を重ね、日本人ではほとんどいない、
額装家のフランス国家資格まで取得された向井先生。

その先生が、金子國義の耽美的な、官能に満ちた作品と
どのように対峙したのか?

10月9日からの展示会で、いよいよ明らかになります。
ぜひ、お越しください。



2016-10-03

金子國義の深淵

いよいよ来週10月9日(日)からスタートする
「金子國義+向井理依子展」。
そこで、colléブログでは、何度かに分けて、
この展覧会の魅力をお伝えしたいと思います。

まず今日は、画家・金子國義について。
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金子は、1936年生まれ。2015年春、逝去。

そのアーティスト人生は、まさに波瀾万丈でした。
1960年代中盤。画家としてデビューする前に、
舞台芸術の世界に飛び込んだ金子は、
1966年、澁澤龍彦が訳していた「O嬢の物語」の
挿絵を手がけることから、
画家人生をスタートしました。

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そのせいもあってか、金子は「画家」という狭い
ジャンルを飛び越えて、
写真、舞台美術、着物デザイン…など、
「アーティスト」として、
さまざまな媒体で活躍しました。

とりわけ、雑誌や小説の挿絵は
金子の主戦場とも言うべき世界で、
中でも「不思議の国のアリス」の挿絵は、
ライフワークとなりました。

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その作品世界は、一貫して
「耽美的」であり、「官能的」。
アリスのように、直接には裸体や性を
描いていない作品でも、
作品の背景から、が匂い立つような
エロティシズムが漂う作風は、
まさに金子の真骨頂です。

colléの前身である都画廊は、
1960年代後半に大阪心斎橋で開業。
当時新進気鋭だった金子の個展を
何度もひらくなど、親交がありました。
画廊の倉庫には、金子の未額装の作品や
写真集、画集、ポスターなどが
たくさん保存されていたのです。

今回の「金子國義+向井理依子展」では、
それら貴重な
写真集、画集、ポスターのデッドストック物も
展示する予定です。
どうぞ、ご期待ください。



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