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2016-10-07

向井理依子という昇華

いよいよ今度の日曜日からスタートする
「金子國義+向井理依子展」
10月9日(日)〜16日(日)10:00〜18:00

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colléブログでは、前回の更新からシリーズで、
この展覧会の魅力をお伝えしています。

第2回の今回は、額装家・向井理依子について。

向井先生

「フランス額装…ENCADREMENT(アンカードルモン)」
という言葉をお聞きになったことはありますか?

絵やポストカード、版画、オブジェなどをより引き立たせるために、
作品の周りのマットや額とコーディネートすることなのだとか。

フランスでは、伝統的に多くの人に親しまれていて、
額装そのものが、アートとして認められています。
額装家の国家資格さえあるほどです。

百聞は一見に如かず、まずは先生の作品をご覧いただきましょう。

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いかがでしょう?
その作品の世界観を、見事に再定義され、
表現として昇華されていますよね。

たくさんの作品を並べても、一つとして似たような作品がありません。
額の中の作品のメッセージを、深い部分で掬いとるから、
似たような見た目になるはずもないのですね。

フランス額装の世界に魅せられ、単身渡仏。
現地の工房で修行を重ね、日本人ではほとんどいない、
額装家のフランス国家資格まで取得された向井先生。

その先生が、金子國義の耽美的な、官能に満ちた作品と
どのように対峙したのか?

10月9日からの展示会で、いよいよ明らかになります。
ぜひ、お越しください。



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